 |





|
2010年8月26日 文部科学省は日本のスポーツ政策の方向性を示す「スポーツ立国戦略」を発表しました。
この発表によりますと「総合型地域スポーツクラブ」を中心として地域スポーツ環境を整備し、それによって子供から大人まで、多種目のスポーツを楽しめるものにしよう、と云う戦略です。
「総合型地域スポーツクラブ」は民間のスポーツクラブとは違い、地域住民が会費を出し合い、NPO法人格などを取得して主体的に運営するものであり、学校や公民館など地域の施設を活用します。
スポーツを通じて健康な住民を増やすと共に住民同士が絆を深め、「地域力の再生」につなげる事を視野に入れています。
いま、「総合型地域スポーツクラブ」の役割が益々求められています。
総合型地域スポーツクラブは、誰でも気軽にスポーツに親しめる生涯スポーツの場です。
スポーツが生活の一部になることによって、スポーツ文化の醸成、健康水準の改善、医療費の軽減などが期待されています。
また多世代の方々の参加によって、世代間の交流促進、高齢者の生きがい作り、地域教育力の再生にも繋がるでしょう。
総合型地域スポーツクラブは豊かなスポーツライフを創造し、スポーツを媒体とした地域コミュニティの核になることが期待できます。
更に、適切な指導能力をもつ指導者の活躍の場として、トップレベルの競技者のセカンドステージとしての可能性を秘めています。
|
|
|
 |